当ブログをご覧いただきありがとうございます!
この「完母シリーズ記事」は、息子(第2子)を出産してから完母育児を目指し、苦悩と努力を重ねていた、ひとりのどこにでもいるお母さん(わたし)の奮闘記録です。
Ameba公式トップブロガー時代から書いていた人気記事&大作となっておりますので、よろしければシリーズ①からどうぞ♩
改めて、この記事でわたしが言いたいこと
Ameba公式トップブロガー時代、この記事を書いていた頃に一部の方から、「頑張っても出ない人もいるから・・・」というふうなコメントをいただいたことがありました。
もし今回も、わたしが書いた内容で不快な思いをさせてしまった方がいたらごめんなさい。
このブログで言いたいことは、決してミルク育児を悪とすることではありません。
母乳育児がしたい!!と、母乳育児に執着せずにはいられなかった1人の母さんの奮闘記と思って見ていただければ幸いです。
ミルク育児でラクになれることは百も承知だった
ミルクをガンガン足しちゃえば、いっそ完ミにしちゃえば、いろんな意味で楽になれることは百も承知でした。
それでも言葉にできぬ、自分でもうまく説明できぬ完母への憧れを捨てきれず、このような日々を過ごしていたのです。
ミルクにはミルクのいいところがあります。
お父さんも授乳に参加できるし、飲んだ量がハッキリ分かって管理もしやすい。
お母さんはお酒も飲めるし(結局そこかw)、消化に時間がかかるぶん、長く寝てくれる。
外出時の荷物はちょっと増えるけど、逆に人の目を気にせず外でも授乳できる。
それと同じように、母乳には母乳のいいところがあり、わたしはそっちを選びたかった、ただそれだけです。
お母さん達がそれぞれの環境を踏まえて、それぞれした選択は
母乳でもミルクでも正しいと思います。
だって我が子を愛しく思う気持ちはどちらも同じですから!!
そして、今もしも
当時のわたしと同じように、完母にしたくて頑張っている方、くじけそうになって今このブログを見てくれている方がいたら
入院中1gも飲めていなくても、
飲みにくい乳首でも、
生後1ヶ月経過しても一度の授乳で20gしか飲めていなくても、
完母にできた例もここにあるよ!!
ということが、どなたかの希望になったら嬉しいです。
授乳ババアとしての日々Part2がスタート!
と、やっとここからこの回の本題へ。(前置きなが)
1ヶ月健診ごの体重増えすぎ問題から
ミルクの量を1日360mlにすることを桶谷の先生と決め、まずは2週間頑張ってみることに。
自分の戦闘力を知った日
前回の記事に書いたように、この時すでにベビースケールをレンタルしていたので、直母の量や体重の増えがハッキリ分かるようになり、気持ち的にはすごく楽になりました。
まず、この頃(生後1ヶ月)の直母の量は、だいたい日中で1回あたり、
たったの20g
前後でした。
(20分は吸わせてます)
入院中、いくらゼロ続きだったとはいえ、
20gて!!!
1ヶ月経った今、ここまで少ないとは正直思っていませんでした。
もうちょいイケてんちゃうか、と思ってた、自分のこと。
だって20gって、初産の入院中の人でも出てたりしますよね?
この時のわたし、経産婦で1ヶ月経過してたんですよ?
なのに戦闘力20て・・・。
でも、この時は(少しはショックだったけど)入院中や1ヶ月健診の時のような大きなショックはなく、
なるほど!!
そんなに少ないんかい、
なら回数で勝負するしかねーな!!!
という気持ちの方が強かったです。
ポジティブゥ〜〜〜♩
今振り返ってみると、桶谷の先生がついてくれてるという気持ちが大きかったように思います。
スケールのおかげで冷静に考えられた
1回の直母での授乳がたったの20gでも、例えば15回の頻回授乳をしていれば
(実際この頃15回くらい授乳してました汗)
単純計算でも20g×15回=300mlは直母で飲めていることになる
そして、日中はたった20gくらいだったけれど
夜間は1回あたり70g前後飲めていたので・・・
ご存知の方も多いと思いますが、夜間の方がプロラクチンが多く分泌されたくさん母乳が作られます
夜も平均3回くらいは起きて(起こされて)授乳していたため
50g(日中より多くなっている分)×3回=150g
300ml(日中飲んだ分)+150ml(夜間に飲んだ分)=450ml
という計算で、1日トータルで450mlは母乳を飲めている計算になります!
ここのミルクを仮に360ml足したとして、
450ml(母乳)+360ml(ミルク)=810ml
1日あたり810mlを飲めていれば、十分体重は増える!!
ミルクの量はこれで大丈夫!!
と、ハッキリ数字で考えることができたので
今の方法、今のミルク量に不安を抱かず「これで大丈夫」と思って日々を過ごせたように思います。
ベビースケールとわたしの二人三脚
ちなみにスケールを借りたからって、毎回すべての授乳で直母量を計っていたわけではありません。
息子も、お腹が空いて泣いているのに、なぜおっぱいの前に冷たい体重計にいちいち乗せられなきゃいけないのか・・・ってなるし
最初の数回こそ毎回計りましたが、そこでその自転での自分の実力
戦闘力20
を把握してからは、2〜3日おきに戦闘力がアップしていないか確かめる感じでしたw
ただ、体重はお風呂あがりに新しいオムツをはいた状態で毎日計るようにし、少しずつでも増えていることを確認することで自然と自信がついていきました。
そしてスケールを借りて3日後、
戦闘力が40くらいにアップしました!!
たった3日ですが平均的に40g台を飲んでいるようになり、夜間は80〜90gを1回あたりで飲むように。
頑張りが結果としてついてきて、数字で目に見えてくると、授乳ババアのヤル気が俄然アップ(笑)
まるで勉強を頑張ってたら成績がついてきた、みたいな感覚でした。
ところで、誰にも聞かれていませんが前にも書いたように、わたしのおっぱいは左のほうが乳首が扁平気味で飲みづらそうで、そのせいか出る量も左右左がかなりあり
右を飲んでいるときはゴクゴク喉の音が聞こえるものの、左のときはまったく聞こえず、「張る」ということもほとんどなく常にフワフワ、いやそれを通り越してペラペラでした。
これ、妊娠前の通常おっぱいですやん
と思ってました。
ふと気になって、左だけ飲ませた直母量をスケールで計ってみると、
5g
とかでした(爆)
産後1日目かよ
(まぁわたしは産後6日目で退院するまでゼロでしたが)
開き直って右パイに頑張ってもらうことにしていた
ベビースケールを借りたおかげで、当時の戦闘力は、ほぼパイオンリーの実力だということがハッキリ分かりました。
左パイよ・・・
お前が仮に右パイと同じ戦闘力になれば、単純に直母量が倍になるのに・・・
お前さえもっと飲みやすい乳首なら、とっくに完母なのに!!
と、左パイにちょっと恨めしい気持ちにもなりました。
分泌量に左右差がある場合、出が悪い方から飲ませることがセオリーだと思いますが
(娘のときから左の方が飲みにくいので出が悪く、常に左からあげるようにしていましたが、それでも左右差3:7くらいで左からもそれなりには飲めている感覚でした)
今回あまりにも息子は左から飲めていないので、出ないおっぱいをくわえてフガフガいわせるのもかわいそうになり
基本、右パイからあげる方針にしていました。
両胸からバランスよくっていうマニュアルは無視。
少しでも戦闘力を上げたかったし、右パイが頑張れるんなら頑張ってくれ!という感覚で・・・。
もちろん両胸から同じくらい母乳が出る場合には、古いおっぱいがたまらないように両胸バランスよく、がいいと思いますけどね。
ゴキュゴキュ右パイを飲んで、それなりに満足したところで
寝落ちする前に左に交代し、左パイを搾り切るような感覚であげていました。
その他は、特にお腹が空いたと愚図っていないときでも
「ちょっと気分転換に左いってみる?」的な感じで(なんの気分転換)、
食事というよりおやつタイム的な感じでまったりと、左パイをくわえさせたりしてました。
そうすると怒らずに付き合ってくれたので・・・。
ついに完母を宣言する!
明らかに戦闘力が上がる
そんな授乳ババア生活を続けているうちに、左パイを飲んでいる時でも
喉のゴクゴク音もひと湧き分くらいは聞こえてきたり、あのツーンとした催乳感覚も感じるように!!
すると、自然と
あれ・・・?
今日の昼間、ミルク1回しか足さなくても愚図らなかったな・・・
夜はおっぱいだけで寝てやったで!!
3時間おきに泣くけどな!!おっぱいしか飲んでないで!!
とりあえず3時間寝れるくらいは出てたで!!
ということが続き、体重がきちんと増えていることを確認のうえで
ミルクを1日1回ずつくらい、徐々に減らしていきました。
だいたい1日に60mlを6回、合計360mlからスタートしていたので
まず80ml×3回=240mlにしてみて、
100ml×2回=200mlにしてみて、
次の桶谷の予約日(2週間後)には、
80ml×2回=160mlまで減らせていました!
桶谷の先生の前で完母を宣言する
そして迎えた桶谷の日、息子の体重はこの2週間で
4,480g → 5,070g
まで増えていました!!!
1日あたり42g増!!
この2週間、合格・・・!!
そして先生に
どうする?
もう160mlしか足してないんだから、
しばらくまた頻回で頑張れるなら完母にしても大丈夫だとは思うけど
と言っていただき・・・
ずっと背中を押してもらいたかったわたしは
完母で頑張ります!!
と宣言して、とりあえずまた2週間後に桶谷を予約。
(ちょっと不安だったのであまり日をあけないことにした)
この日から、息子は一度もミルクを飲まずに断乳の日まで過ごしました。
育休は母乳育児のための休暇だと解釈した
1ヶ月半。
早いのか遅いのか平均的なのか、息子が完母になるまでにかかった期間は1ヶ月半でした。
たったの160mlとはいえ、それまで足していたミルクがなくなったのですから、完母にしてからは
頻回授乳&頻回授乳!でした。
(あ、それまでもずっと頻回授乳だったw)
が、どうせわたしは育休中。
特に緊急でやらなきゃいけないことなんてほとんどなく、
外出するといえば娘の保育園への送迎と、スーパーへ買い出しに行くくらい。
スーパーに行くのは毎日じゃないし、あとは家にいて、家事をするくらいのことです。
里帰りは1ヶ月で切り上げたので、ミルクミルク言う外野ももういません。
まさに授乳し放題♡
なので、頻回授乳がつらくて完母を諦める方が多いと思いますが
わたしは頻回授乳が特につらくなく、職場復帰などのどうにもならない理由もなく、
むしろ授乳ババアになるための育休なのでは
ただのお母さんであるわたしは、家事と授乳くらいしか今やることないし
わたしの職業、母ちゃんだし
くらいの発想で、楽しく頻回授乳してました。
だって、それなりに母乳の量が安定してきた今、おっぱいくわえさせてればあかちゃんって泣かないし。
おっぱいくわえさせてれば平和でした。
授乳中はスマホなんて見るもんじゃない、授乳に集中してあげて、というご意見があるのは百も承知で、
めっちゃ授乳しながらテレビ観たり録画したドラマ観たりインスタ見たり、
授乳は苦行でもなんでもなく
息する感じで授乳してましたw
そして息子は1歳3ヶ月で断乳するまで1日も欠かさず毎日おっぱいを飲み、ムチムチぷよぷよbodyの赤ちゃんになり、みんなから「おにくさん」と呼ばれるほどでした。
これが、わたしと息子の二人三脚
完母への道!でした。
だらだら6記事も続いてこんなに長くなったのに最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
以下に完母についてまとめとおすすめグッズの記事を書いたので、これから完母を目指そうとする方の参考になると嬉しいです♩