<3時間おき?スイーツはダメ?>母乳育児どこまで頑張るべき?

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母乳育児に関する情報を見ていると、さまざまな内容がアドバイスされています。

  • 授乳は3時間おきに。赤ちゃんが寝ていたら起こしてでも授乳すべき
  • 離乳食が始まっても、断乳するその日まで3時間おきに授乳
  • ママは食べるものに気を付けて。揚げ物NG、洋菓子もNG

あれもダメこれもダメ、ダメダメダメの連続やないかーーーい!!

いったいどこまでストイックに母乳育児に取り組めばいいのか・・・くぅ。

え・・・どこまで守るべきなん・・・
産後って考えすぎてハゲそう。

わたしはもともと、いろんなことを過度に心配しやすいタイプなので心配性母さんの気持ちが痛いほどよく分かります。

この記事では、わたしなりの(やや適当な)母乳育児ルールとの向き合い方、ポジティブに母乳育児に取り組むスタンスをお伝えできればと思います♩

もくじ

母乳の呪縛①3時間おきに授乳せよ

これ、桶谷式では必ずと言っていいほど言われます。

ぶっちゃけ、同じ桶谷式でも相談室(先生)によってどのくらい厳しく3時間ルールを指導するかは違うと思うのですが・・・

赤ちゃんが寝ていても起こす!

新生児の頃ならまだしも、3ヶ月4ヵ月経ってまとまった量を飲むようになってもとにかく3時間!

なんなら離乳食始まっても3時間おきの授乳!

断乳するその日まで、ずっと3時間3時間3時間・・・

さんん~~~~じかん~~~~!!

3時間の呪縛すごすぎんか。

これは・・・

そう言うと思うた~~~!ってことしか言えないんで恐縮ですが、

できる範囲で頑張りましょう。

ズコーーーー!!

それで大丈夫なんかどうかが知りたいんじゃ!!っていう話ですね。

結論は、たぶん大丈夫です。(無責任)

なんだってそうじゃん。

健康のためには毎日運動した方がいい。

そんなん知っとるけど、できないことも多いじゃん。(私はできないJAN)

でもやった方がいいことはみんな分かっとるじゃん。

やる気がある人は毎日ジムに行ったり、早朝ランニングしたり、まったく運動しない人からしたら「ようやるわ・・すげーな」ってことをやりこなしてる。

実際そういう人たちは健康的で、余計な脂肪もついてなくてハツラツとしてる。

やはりモチベーションというのはすごい。

だからといって、運動できない民のわたし達だって(一緒にしてごめんよ)、ちゃんと動けるBodyがあるのに毎日毎日一歩も家から出ずにぐうたら過ごしてるってわけじゃないじゃん。

だから母乳育児も同じ。(え 同じなん)

どのくらいストイックに3時間ルールを守るかは、その人がどこまで母乳育児を完璧にやりたいかによる。

大前提として、

・3時間おきに授乳した方がおっぱいトラブルが少ない(時間が経つと母乳が溜まって詰まり・乳腺炎の原因になる)
・古いおっぱいよりも新鮮なおっぱいの方が美味しい
・おっぱいが張るとお母さんも不快・痛い
・3時間以上あけない方が母乳の分泌が安定する(授乳回数が減ると分泌が減る)

ってことは、何も桶谷式じゃなくてもおっぱいのしくみ上、変えようのない事実だし

おっぱいの仕組みは人間の体の仕組みであって、桶谷の人が決めたわけじゃない。

桶谷の先生の言い方や厳しさも人によりましょうが、先生は事実を言っているのであってあなたに押し付けてはいないよ

っていうスタンスで、少し肩の力を抜いてみてね!

(たまに押し付けてくる人もいるらしいけどね!)

なので授乳3時間おき問題はあくまでも、

授乳期間、常に最高品質の母乳を我が子に届けたいし、些細な母乳トラブルにも合いたくない!!

っていう人はストイックにされると良いかと思います~。

逆にわたしは桶谷の先生に言われた言葉で、

桶谷の先生

逆の考え方で、母乳は3時間経ってなくても赤ちゃんが欲しがる時や、グズグズしててちょっと寝てほしいなっていう時にも時間を気にせずあげていい便利なアイテムなんですよ。

ミルクは3時間あけないとダメだけど、母乳は3時間あけなくてもいくらでも飲ませていいっていうふうに前向きに考えてみて!

っていうのがすごく心に残っていて、

なるほどぉ。
逆転の発想!!

って思いましたよーーー!

もはや、前回あげたのがいつだったか、何時何分だったかなんてあまり考えなくて良いというのが母乳のメリットでもありますよね。(ミルクだったらきちんと覚えておかないと・・・)

わたし自身の母乳ライフでは、3時間以上あいたこと、もちろん何度もあります。

でも5時間も6時間もあくことはなかったかな・・・。

娘の時は7ヶ月で復職したけど、3時間おきくらいに胸が張ってきていたので職場で搾乳していたし

息子は離乳食が始まってもけっこうなおっぱいBoyで、別にお腹が空いていなくても「甘えたい」「眠い」などの理由でよく飲みたがっていました。

あと、こっち都合で「ちょっと黙っといて(泣き止んで)」って時とか、「ちょっとこれから〇〇やるから寝とって(飲んで寝ろ)」って時にもおっぱいで口封じしてたんで、意外と3時間ごとに出番ありましたね・・・

完母になるまでの1ヶ月半なんて、3時間あくなんて夢のまた夢って感じで、嫌でも3時間経つまでに授乳せざるを得ない状況だったし

夜中も寝てるのを起こしてまで授乳するなんて・・・って一度言ってみたい、こっちはもっと寝たいのに必ず3時間以内に泣いて起こされるって感じでしたけども!!

確かにミルク飲ませると3時間以上寝るんだけどね。

それだけ腹持ちがよくて消化に時間がかかっているということ。

3時間以上あいたからといって、ただちに乳腺炎になるわけでもないし、ただちに母乳が出なくなるわけでもないので

あなたのヤル気元気歯茎にあわせてできる範囲でゆるりといきましょう!

ひとつだけ、これは守った方がいいです。
まだ母乳育児が軌道に乗る前の(母乳の分泌が少ない)新生児期は、できるだけ3時間以上あけずに授乳しましょう!
ぐっすり眠っているのを無理やり起こすことはないと思いますが、ちょっと抱き上げてみたら飲むこともあります。
この時期ミルクなしで3時間以上ぐっすり眠っていることはかなり稀だと思います。
ミルクを飲ませている場合や、しっかり母乳が出ていて赤ちゃんが満足している場合には3時間以上眠ることはよくありますよ~。

母乳の呪縛②揚げ物と洋菓子は食べたらいかん

なななな・・・なんだってーーーーー!!

ケーキ・・・とんかつ・・・食べるなってこと?断乳まで?

揚げ物と洋菓子・・・

おいしい界の2台巨頭やないかーーーい!!

これまた大前提に、

・脂肪分がおっぱいを詰まらせる原因になる

っていう事実があります・・・。

なんて悲しい事実や・・・。

母乳情報や、桶谷の先生たちは、何も嘘を言ってるんじゃない。

あなたから美味しいものを取り上げようとしてるわけでもない。

あんまり脂肪分の高いもん食べると、おっぱい詰まりやすいで!

っていう事実を教えてくれているだけなのです。

ただ、桶谷の先生もいろいろなので、

「ほどほどにしとき!」くらいのスタンスの先生と、「いやあんた、赤ちゃんのためにそのくらい我慢しなさいよ」っていう厳しめスタンスの先生がいるんじゃないかと思います。

ちなみにわたしがお世話になった先生はみんな、「ほどほどにしとき!」っていうスタンスだったせいか、わたしは母乳量が軌道に乗ってきた頃からは時々揚げ物も食べてましたし、気分転換!を合言葉に時々スイーツも食べてました。てへへ。

ただ、「食べたいものを食べたい時に食べたいだけ」っていうのはさすがにマズい、ということは悩めるお母さんもきっと分かってるはず。

できる範囲でやりましょう!

桶谷の先生がおっしゃっていたのは、

こればっかりは体質で、唐揚げ1個で詰まる人もいれば、何も考えずに食べていても詰まらない人もいる。
一度でも詰まったことがあれば、「自分は詰まりやすい体質かな」って分かるでしょ。
乳腺炎だけは、なってみないとあの痛みが分からないからね~。
詰まりやすいと分かっているなら、おっぱいが詰まらない程度に食べるとか、気合いで赤ちゃんに飲ませる!とか、心構えが必要だね。
ただ、脂肪分が多い食べものはおっぱいが詰まりやすいですよ、っていうことを知ったうえで食べるものを考えてね。

ということ。

なんでも、知らずにその選択をするのと、知ったうえで選択するのとでは、程度も変わってくるでしょ。

お母さんだって人間だし、育児に疲れてるのにアレもコレも完璧にやるのは難しい。

ほどほどに・・・は一番難しいけれど、自分はどこまで頑張れそうかっていうラインを考えながらうまく付き合っていけたらいいですよね!

授乳ができる期間は人生の中のほんの少し。

むしろ今だけ!

自分なりの母乳育児を「頑張る」というより、楽しんでくださいね!

要は、どのくらいこだわりたいか、ですよ!

育児に正解がないように、母乳育児もまたしかり。

なんだってそう。

ダイエットもそう。

健康に関する考え方もそう。

「こうした方がいい」っていうのは医学的にいろいろ証明されてて、なんとなくはみんな知ってるんだけど、どのくらい必死にやるかは人それぞれ。

(結局「人それぞれ」っていう言葉でまとめようとしとるw)

いくら母乳育児を頑張ると心に決めていても、断乳まで「3時間おき」と「脂質が多い食べ物の一切を断つ」っていうのはものすごい根性が必要。

完璧にやりきるのは難しいけど、「おっぱいのためにその方が良い」ってことは念頭において、あなたのできる範囲で楽しんでね!

すてきなおっぱいLIFEを!!

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