藤波池キャンプ場をご紹介!
浅口市の遥照山(ようしょうざん)中腹にある「藤波池キャンプ場」は、ファミキャン目線でとってもおススメのキャンプ場!
ただ、運営している浅口市のHPにも遙照山観光協力組合の公式HPにもあまり詳しい情報がないので(笑)、行ってみたいけど詳細が分からない・・・という方のために、このキャンプ場が大好きでかれこれ10回以上利用(2023年3月時点)している私が詳しくナビしたいと思います!
※浅口市のHP等に書いてある内容と、現状に一部異なる部分もありますので2023年最新情報として当記事をご覧ください。
藤波池キャンプ場/基本DETA
〒719−0234
岡山県浅口市鴨方町益坂1866−1
↑クリックするとそのまま現在地からの経路案内が確認できます
遙照山観光協力組合
電話:090-4109-6678(管理人さん携帯)
電話:0865-44-6678(藤波池キャンプ場)
※公式HPに「利用は7月~9月」と表記がありますが、この期間外にも利用できます。
藤波池キャンプ場/利用料金
利用料金 | あいぽん特記事項 | |
---|---|---|
宿泊キャンプ(テント1張) | 2,000円 | タープも張る場合は+500円 大型テントの場合は1泊2,500円 |
宿泊キャンプ(バンガロー4人用) | 4,500円 | 寝具はないので注意 |
宿泊キャンプ(バンガロー7人用) | 6,500円 | 寝具はないので注意 |
デイキャンプ | 1名200円 | |
テントのレンタル | 2,000円 | テント以外にも毛布やBBQセットの貸し出しも有。利用の際はお問い合わせを! |
電源の使用 | 1口300円 | 記事後半で詳しくご説明! |
ボート(1時間) | 500円 | しかし1時間を超えてもたぶん請求されません(笑) |
テントサイトもバンガローもかなり良心的な金額設定。
例えば1泊の宿泊キャンプの場合、テント1張+タープ1張なら合計2,500円です。
最近多い2ルームタイプなどの大型テントは「テントとタープを兼ねている」ということで2,500円になります。(公式HPには書いてないんよw)
タープの大きさまでは聞かれたことないので、タープは今のところどんな大きさでも500円かと思います(笑)
予約・支払い方法
2023年現在、予約は電話のみです。
ここのキャンプ場のファンの間では神様と呼ばれている管理人のおじちゃんが電話を受けてくれます。
利用料は当日管理棟で支払います。
2023年3月現在、クレジットカードやQRコード決済には対応しておらず現金のみです。
バンガロー注意事項
ただし、バンガロー内にはトイレやお風呂はなく、エアコンつきの畳の部屋のみという認識でご利用ください。
寝具もありませんので、シュラフ(寝袋)等を自身で用意するかレンタルする必要があります。
「初心者でちょっとファミキャンの練習がしたい」という方には、テント設営の手間がなくなるのでめちゃくちゃおススメです。
エアコンもあるので寒い時期暑い時期も安心。
トイレのすぐ横にもバンガローがあるので、バンガロー内にトイレがなくてもさほど不便は感じません。
藤波池キャンプ場/推しポイント
ファミキャン重視ポイントの項目ごと評価
あいぽん目線で、「ファミキャンで重視すべきポイント」を勝手に評価グラフにしています!
- サイトはフリーサイトで、区画は決まっていません。基本的に先着順で場所をとっていきます。
- 地面の種類:土。テントを畳む際は枯れ草がつくけど割り切るべし
- 薪の販売:あり。広葉樹の薪1束500円と良心的
- 電源:あり。1口300円。これも公式HPには載ってないし、サイトの見た目上電源なんかなさそう(失礼)なんですが、実はあります(記事後半に詳細書いてます)
- 炊事場:水のみ、お湯は出ません。一部井戸水しか出ない水道があるので料理に使う際は必ず煮沸を!
- ゴミ:利用者が持ち帰り。灰捨て場はあります。
- サイト内の明るさ:所々に間接照明があり、トイレ・炊事場には明かりがついていますので夜の洗い物・トイレにランタンがなくても行けるかなというレベル。
- 場内にお風呂はありませんが、車で3分のところに「遥照山温泉」があり利用できます。特に割引券はくれません(笑)
※16時に閉まってしまうので注意!
※露天風呂などはなく、イメージ「ちっちゃめの銭湯」って感じです。 - 予約の取りやすさ:2023年3月現在、わりと直前に電話しても予約は取れる穴場的サイト。このブログがたくさん読まれて今みたいに予約取りづらくなったらどうしよう(要らぬ心配)
チェックイン/チェックアウトの時間
宿泊キャンプ
チェックイン:午前9時以降
チェックアウト:午後2時まで
デイキャンプ
午前9時~午後5時まで
バンガローの利用
チェックイン:午後2時以降
チェックアウト:午前11時まで
キャンプ利用の際のチェックイン/アウトの時間設定が、アーリーチェックインやレイトチェックアウト等の追加料金なしで午前9時~翌日14時まで利用可能というのは、準備撤収をゆっくりやりたいファミキャン利用者にはかなりありがたい設定!
そしてチェックアウトの時間も、厳密に絶対14時を過ぎたらダメということもないので、14時を過ぎそうだったら管理人さんに一言伝えておくと快くOKしてくれます。
私はいつもおっちゃんに、「日が暮れるまでには帰ってよ~」って言われます(笑)
バンガローも利用したことがありますが、前日からの利用者がいなければ14時より早くてもチェックインさせてくれますし、いったん11時までに部屋の荷物を撤収しておけば外にタープを張っていてサイトを利用するのは11時すぎても大丈夫です♩
1泊分の料金で丸2日利用させてもらっているので、我が家はいつもここに来ると「初日の昼食・夕食・2日目の朝食・昼食」と4食食べて帰ることがほとんどです。
車の乗り入れについて
テントサイトに横付けはできませんが、荷物搬入時はキャンプ場内への乗り入れがOKです。
搬入後はサイト入口手前にある駐車場に車を戻しますが、遠くないので全然気になりません。
ただし車が入れるのは途中までで、そこから先の池畔エリアを希望する場合は、乗り入れ可能な場所以降がんばって荷物を運搬する必要がある&階段の箇所もあるので足がバンビみたいになることがあります。覚悟しましょう♩
その代わり、池畔エリアの雰囲気は素晴らしく、これで2,000円・・・マジか?ってなりますよ!
階段手前までは車で行けるので、みんなで頑張って何往復かする価値はあり!
フリーサイトなのでプライバシーがある程度保たれる
区画に分かれているわけではなく、キャンプ場内は段差や木々の雰囲気で「なんとなく」エリア分けされています。
区画サイトだと、たまに「お隣ちっか!」ってなり、小さい我が子がちょっと目を離した隙にお隣のサイトにお邪魔しちゃってたり、なんならお隣の子供たちと遊んでたりお菓子もらったりしてお隣の第3子化してることもちらほらありますが(そんなのウチだけか・・・?)、
ここは完全フリーサイトなので良い感じにプライバシーは保たれますし、他の利用者の声や音が気になることも少ないです。
藤波池キャンプ場/トイレ情報
みんな気になるトイレ情報(笑)
藤波池キャンプ場のトイレは、簡易水洗ではありますが洋式便座ですし、掃除も行き届いていてまったく抵抗なく使える清潔さです。
温水洗浄便座ではないので冬は「つめた!」ってなりますが、私は元々キャンプ場に温水洗浄便座まで求めていないので、ここのトイレなら十分満足なレベルです♩
藤波池キャンプ場/サイトの詳細
入口
たまに写真に写っている緑色の足のバーで入口が塞がれていることがありますが、受付したら自分で動かして中に入ってOKです。
管理棟
管理棟で利用料金を支払います。面白くて優しい管理人のおっちゃんが迎え入れてくれます。
領収証はくれません(笑)
薪を買う時もここで料金を支払い、管理棟前に置いてある中から好きな束を持っていきます。(一束500円)
サイト内の様子
ところどころテーブルや椅子が点在しているので何かと助かります。
炊事場
サイト内に複数個所点在しており、どこのエリアを選んでもわりと近くに炊事場はある状態になります。
お湯は出ませんが、一般的なキャンプ場の炊事場という感じで特に問題なし。
炊事場横にかまどがあり、ここに灰を捨ててもOKです。
実は電源もある・・・!(知らない人多い)
これ、公式サイトにも載ってない極秘情報(何がw)なんですが、実はここのキャンプ場、電源があります・・・!
一口300円で利用可。しかも屋外用の延長コードも貸してくれます(笑)
車で入れる一番奥の広場のほか、下に降りた池のほとりにも電源があり、管理人さんに聞くとここにテント張りな!と教えてくれますよ。
ボートの貸し出し
管理棟で「ボート乗りたいんですけど」と声をかけると、管理人さんがオールを貸してくれます。
ハイキングコースを登っていくと海まで見渡せる展望
キャンプサイト内に登り口があり、階段をずんずん登っていくと、小さな子供(3歳くらい)でも登れるちょっとしたハイキングコースになっています。
子供の足でも10分~15分程度でとても見晴らしの良い展望が♩海まで見えて、気持ち良いです。
キャンプ中の合間にぜひ登ってみてください。
混雑状況
土日祝日のハイシーズンは比較的にぎわっていることが多いですが、基本フリーサイトなので予約が取れたってことはどこかしらに設営場所はあると思います。※ただし予約をいくつまで受付するかは管理人さんの御心次第な感じはあります(笑)
12月~3月くらいの冬季は数組しか予約がいなかったり、平日は貸し切り状態のことも多いのでハイシーズン以外の利用もおすすめ!
わたし的に一番おすすめの場所は、車の乗り入れができる一番奥の広場。人気の場所なので早めに行って取りましょう!
大型テントでも余裕で3張はできる!?くらいのスペースがあり、ここには電源もあるのでグルキャンするのに最高です!
広場から一段降りた池すぐほとりのエリアも景観が素晴らしいです。
ここは車の乗り入れができないので、荷物搬入が頑張れるならとてもおすすめの広いエリア。
2〜3グループでのグルキャンにも十分対応できる広さです。
乗り入れできないと言っても写真手前に写っている石のあたりまでは車で入れるので、何度か往復する必要があるのは階段10段分くらいだけかな?
ギリギリまでバックで入ってトランクをあけて、ひたすら荷物を降ろす(帰りも同様にひたすら載せる!)を数回繰り返せば、最高の場所です。
藤波池キャンプ場まとめ:楽しいファミキャンを!
もちろんファミリー以外にも、ソロやデュオキャンで利用されている方も多いですし、バイクの方の利用もちょこちょこ見かけます♩
ここのキャンプ場について、「イマイチなポイントってどこだろう・・・」とマイナス要素を探してみましたが、・・・特になし!!!
そりゃ、お湯が出たらいいなとか車が横付けできたらいいなとか、便利さを求めればいくらでもあると思いますが、普通のキャンプ場はお湯なんて出ないし車が横付けできないからこそ藤波池を中心とした素晴らしい景観があるのかなとも思います。
ちなみにここの「藤波池」という池のことは、我が家では「湖」と呼んでいます(笑)
もはや湖畔キャンプと呼んでる。
また、藤波池キャンプ場がある遥照山は400m程度の標高がありますが、浅口市自体が県南エリアなので冬でもほとんど積雪がありません。
春・秋のキャンプでも県北エリアに行くよりだいぶ暖かく過ごせるという点も、ファミキャンに優しいキャンプ場です。
とにかく総合的に、我が家のお気に入りトップ3に入るキャンプ場♩
- チェックイン・アウトの時間に融通がきく
- フリーサイトで区画を広く使える
- お隣との距離を保てるため子供の声などが気になりづらい
- ボートやハイキングコースなど子供と楽しめるスポットもある
- 子供も抵抗なく使えるレベルのトイレ
- 県南エリアなので寒さが穏やか
利用される方の参考になれば嬉しいです♩