【2023年最新】失敗しない車中泊マットの選び方とおすすめ６選

昨今のキャンプブーム、車中泊ブームからどんどん新しい製品が発売されている車中泊マット。

数年前の市場とは比べ物にならないほど、品質がよくなってきています。

でも、たくさんある中からどんなポイントに気を付けて商品を選べばいいのか迷っている方もいるはず。

本記事では、「初めて車中泊マットを購入する人」「買い替えを検討している人」どちらの方にも参考になるよう、選び方のポイントとわたしのおススメ商品を6つ厳選してご紹介します！

この記事のポイントは、「楽天とかAmazonのランキング上位の商品を適当に選んで紹介してる」のではなく、「すべてわたしが所有or知人友人が所有しているものを実際に試させてもらい、コレはいい！と思ったものだけを紹介している」ところです。

いわゆるエアレビューではなく、ガチで寝てみてのレビューですのでぜひ参考にしてね◎

車中泊マットとは？

車中泊マットがあればキャンプでも車中泊でも大活躍！

「キャンプマット」「キャンピングマット」とも呼ばれます。

車中泊マットの役割
・車中泊ではシートを倒した時の凸凹、テント泊では地面の小石などの凸凹を軽減してくれる
・断熱の役割を果たしてくれる（夏は涼しく、冬は暖かい）

あるのとないのでは車中泊・テント泊の寝心地が全然違います。

キャンピングカーがなくても車中泊マットがあれば車で寝泊まりできるし、テント泊だって「家のベッドと変わらない」快適な寝心地に！

車中泊マットの種類

車中泊マットには、大きく分けて「自動膨張式」と「手動式」の2種類があります。

自動膨張式
・インフレーターマット、インフレータブルマットとも呼ばれる
・キャップをあけて放置すると自動的に膨張する
・マットにはウレタンフォームが入っているので中はウレタン＋空気

手動式
・空気を自分で入れる（足踏み式など、簡単に入れられる工夫がされた商品も）
・マットの中は100％空気

▼イメージはこんな感じです

それぞれメリットとデメリットがあるので見ていきます。

	手動式	自動膨張式
設置の簡単さ	膨らませる手間が必要	バルブを開けて放置するだけ
撤収の簡単さ	空気を抜くだけ	少しコツが必要
収納時の大きさ	コンパクト	ウレタンの分 かさばる
寝心地	浮いた感じ	最高
寝返り時の音	音が気になる人も	音がせず快適
表面・裏面の 滑り止め	ツルツルの ものが多い	商品によっては 滑り止め加工あり
断熱性	空気だけ	ウレタンで断熱性が高い

手動式車中泊マットの特徴

手動式のマットは中身が100％空気なので、キャップをあけて勝手に膨らんではくれません。

足踏み式で空気を入れられるなど、工夫された商品もありますが、寝る前には空気を入れるという作業が必要です。

その代わり撤収時は、空気を抜くだけ（浮き輪の空気を抜いて畳む作業をイメージしてね）なので自動膨張式マットより簡単です。

寝心地は、好みが分かれるかもしれませんがわたし的には自動膨張式に劣ります。

厚みがしっかりある分、シートや地面の凹凸はほとんど感じませんが、身体がマットに沈む感じがほぼなく、寝返り時のギシギシした音もやや気になります。

自動膨張式車中泊マットの特徴

自動膨張式マットの最大のメリットはその寝心地の良さ！

中にウレタンマットが入っているのでウレタン＋空気のハイブリッド式と言えます。

8cm以上の厚みのものを選べば、家の布団やベッドで寝ているのとなんら変わらない寝心地が、車中泊やテント泊でも叶うというわけ。

設置時も、バルブキャップをあけてしばらく放置しておくだけで空気が自動的に入り、十分膨らんだと思ったところでキャップを締めるだけなので簡単です。

ということで、わたしのオススメは自動膨張式です！！

車中泊マットの選び方

多くのメーカーから多数販売されている車中泊マット。

何に気を付けて選んだら良いのでしょうか？

あいぽん的車中泊マットの条件①自動膨張式であること

先に手動式と自動膨張式マットの比較をご紹介しましたが、両方のマットで寝てみてのわたしの推しは、断然自動膨張式マット！

収納時かさばることや、収納にちょっとしたコツ（←慣れたら簡単です）は必要なのですが、やはり寝心地に勝る条件などありません。

快適に寝るためのグッズなんだから、より快適に眠れるものを選びましょう！！

あいぽん的車中泊マットの条件②厚みが8cm以上であること

数年前までは、自動膨張式の車中泊マットも5cmの厚みが主流でした。

もう5cmの時点ですげぇ！ってなってた。

でも進化を続ける車中泊マットは、今や8cmなんて当たり前、10cmの極厚商品もめちゃくちゃある～！！

ここはぜひ、8cm以上の厚みをひとつの基準にして選ぶといいでしょう◎

ただし、マットは厚みが増すほど快適な寝心地ですが、厚みが増すほど収納時のサイズと収納時の労力が増します。

たくさんある商品の中から、厚みがあっても収納が比較的楽な仕様のものを選んで紹介するよ◎

あいぽん的車中泊マットの条件③裏面に滑り止め加工がしてある・表面が滑りにくい生地だとなおヨシ◎

これは加工がしてあるものばかりではないので、予算やその他の特徴も含めて検討してほしいのですが…。

裏面の滑り止め加工がしてあると

シートの上でマットがズレにくいので快適な寝心地です。

特に一人で寝るなど、車幅いっぱいにマットを敷かないことを想定している方はぜひ裏面に滑り止め加工がされたものを選びましょう！

表面が滑りにくい生地だと

車中泊マットの上にさらに寝袋や毛布などの寝具を使うと思いますが、滑らず快適に眠れます◎

おすすめはスエード調の生地！（本当のスエード生地じゃないよwスエード「調」ね）

滑りにくいのに加えて、寝た瞬間の「ヒヤッと感」もないので寒い時期にも良いですよ◎

ただし、スエード調生地のマットはけっこう少数派。

絶対条件にすると選択肢がかなり狭まるので、「スエード調生地だといいな」くらいの条件にして選ぶと良いと思います！

ほとんどの車には、マットを2つ敷けばピッタリ！

車中泊マット（シングルサイズ）の横幅は、だいたい60cm前後です。

世の中、軽自動車からハイエースまでいろんな車がありますが、ほとんどのクルマでは車中泊マットを2つ横に置けばいい感じになります。

上記の通り、軽自動車とミニバン・ハイエースなどとの横幅の違いは20cm程度しかないんです。（もっとあるように感じるよね！意外！）

60cm前後のマットを2枚敷くと幅は約120cm。

横にギッチギチに敷き詰めないと寝られないわけでもないので、2枚敷くのがちょうどいいと思います◎

商品によっては横幅が60cm未満だったり、65～70cmとワイドサイズだったりもするので、あなたのクルマの横幅と相談して商品を決めると良いです！

とはいえマットは柔らかいですので、車に対して少々マットの横幅がオーバーしていてもなんとかなりますよ◎

では前置きが長くなりましたが、あいぽん的おススメ車中泊マットをご紹介していきます！

おすすめ車中泊マット

コールマン／キャンパーインフレーターマットハイピーク 

コールマン　キャンパーインフレーターマットハイピーク[/html]は、数ある「厚み10cmのマット」の中でも極上の寝心地が叶う、高級マット！

コールマンの商品って比較的リーズナブルで「無難」なものが多いのですが、このマットは車中泊マット界の王様とわたしが（勝手に）位置づける商品です。

それまで5cmのマットを使っていたわたしは、5cmと10cmの寝心地の差に唖然！！

予算が許す人はぜひコレを買ってほしいです！

※定価は17,490円ですが、楽天やAmazonでもっと安く買えるお店がたくさんあるので↓のリンクから探してみてね！

クイックキャンプ／車中泊マット

クイックキャンプの車中泊マットは、厚み5cm／8cm／10cmから選べるところや価格が安い面など、バランスの取れた商品！

クイックキャンプのマットは友人が8cmのものを持っていて寝させてもらいましたが、実際の寝心地も素晴らしくて、バルブ開けただけで膨らみも十分でした！

何より安い！！それが正義！！（笑）

フィールドア／車中泊マット

こちらも、「安くて無難な」キャンプ用品を多数販売してくれている信頼のフィールドアさんから、安くて無難な車中泊マット！！

厚みも10cmと十分で、このお値段。

サイズもS（60cm）・M（90cm）・L（120cm）と3種類から選べるうえ、お得な2枚セットもラインナップされているのでコスパで言うとナンバーワン！

WAQ ／キャンプマット8cm 自動膨張式

「オシャレでなんか安い」「安心の日本メーカー」でお馴染みのWAQからも、安くて高品質な車中泊マットが出ています。

どこのメーカーも似たようなベージュカラー・オリーブカラーですが、WAQのカラーリングは他と似ているようでいて絶妙にオシャレだから不思議。

ベアーズロック／腰らく車中泊マット

ベアーズロックの車中泊マットは、実際に寝てみた感じが他社よりも高反発な感じで、より車の段差に対してフラットさを追求することができます！

フィールドアやクイックキャンプ等と比べると少し高いですが、スウェード調生地が選べる点と、幅65cmとゆったり設計のため、ヴォクシーやセレナなどミニバン車で2枚連結させるとぴったりのサイズ感です。（キングサイズで幅75cmのものもあります・・・！）

オンリースタイル／車中泊マット

オンリースタイルの車中泊マットは、今回ご紹介する中でもっとも高額なのですが・・・

つくりがしっかりしていて、生地はひんやり触感のポリエステル面、寒い時期におすすめのスウェード調面とリバーシブルになっていて使い分けOKな点がいいです。

車中泊マットを選ぶ時のワンポイントアドバイス

偉そうなこと言いますが、年間車中泊＋キャンプで30泊はしているワタシから、車中泊マットを選ぶときのアドバイスをば･･･！

１．ダブルサイズを買うとお得だけど撤収時ちょっと大変

多くのメーカーから、シングルサイズに加えてダブルサイズの車中泊マットが販売されています。

シングルサイズを2つ買うよりもお得で、連結させる手間もないため、2人以上で使いたい場合には考えたい選択肢です。

でもちょっとだけ注意点が。

ダブルサイズの車中泊マットを畳む作業は、シングルサイズの車中泊マットを2つ畳むよりも（コツを掴むまでは）大変です！(笑)

とはいえ我が家でもダブルサイズを使用しているので、撤収時のためにエアーポンプは必須です！

自動膨張式のマットならバルブを開けるだけで勝手にふくらみますが、空気を多めに入れた固めが好みの方は、エアーポンプがあれば空気を入れるのにも使えますね◎

撤収時には「デフレート」で使用することにより、簡単にマットの空気を抜いてぺたんこにすることができます。

車中泊やキャンプで利用するなら、電源が取れなくても使用できる電池式がおすすめ。

２．枕がついてるタイプは、悪いこと言わんからやめとけ

画像載せるとアレなんでやめるけど、よく「頭の部分が枕になってるタイプ」あるよね？

実際にそのタイプを持っているワタシが言うんだから間違いない。

なんでかっていうと、あの枕の部分、100％空気なわけ。

想像してみて。浮き輪の上で寝てるところ。

結局ふくらまさなくなって、「あ〜ここが枕じゃなかったらあと30cm長く使えたのに」ってなるから、枕がほしいならインフレータブル式の枕を他で用意しましょう！

▼ちょっとお高いけど寝心地最高な枕。我が家はこちらを愛用中！

▼もうちょっとリーズナブルにいくなら、いろんなメーカーから出ています◎

以上、車中泊マットを選ぶときのワンポイントアドバイスでした〜！！
（二ポイントあったやんけ）

あなたにピッタリの車中泊マットを選んで快適な車中泊を！

いろんなタイプのマットを試してみて、実際に所有し、寝てみて、使い続けてみたわたしがおすすめする最高の車中泊マットのおすすめポイントでしたが、お役に立ちましたでしょうか？

大事なので最後にもう一度まとめとくよ！

そして、枕ついてるタイプはやめることと、ダブルサイズ買うんだったらエアポンプも一緒に買ってね！以上！

おすすめ車中泊マットまとめ