こんにちは!
母乳育児が趣味だったあいぽんです。
立派なおっぱい星人となった我が息子の断乳を決行したときのことを書いていきます。
前回までのあらすじ
授乳への未練を断ち切るためにも桶谷式の断乳用マッサージを予約し、ついに断乳当日を迎える。
涙をこらえながら最後の授乳をする母(わたし)とは裏腹に、息子は何も分かっていない様子でいつも通りおっぱいを飲むのであった・・・
断乳当日(最後の授乳をした日)から3日後に、次の桶谷式のマッサージ予約をしていました!
おっぱいに絵を描いた
最後の授乳が終わったら、おっぱいに顔を描きました。
どんな顔にしようか悩んだ末、
乳首が重要ポイントかと思ったので(見たら吸いたくなるかなと)、乳輪から見えなくなるくらいまっくろに塗りつぶしました。
ここはガツンと油性マジックで。
描いてるところを息子に見られたくなかったので、最後の授乳後、気持ちよさそうに息子が寝ている間にコソコソと描きました。
自分のおっぱいにアンパンマンを描いている・・・描きながら途中、わたし何やってるんだろうって思ったりするんですが
これは必要な儀式!!と言い聞かせて黙々とおっぱいをアンパンマンにしていきます・・・。
そう、「おっぱいにアンパンマンを描いた」のではなく、「おっぱいはアンパンマンになってしまった」というコンセプトなので。
アンパンマンを描いたおっぱいを息子に見せる
息子が朝寝から起きてひとりで遊んでいるところで、おもむろに服をめくっておっぱいを見せました。
「おっぱいがアンパンマンになっちゃった」という現実を突きつけるとき・・・!
息子は泣くでもなく、ただただ驚いた顔をしたまま、しばし固まっていました。(状況が飲み込めない感じ)
乳首は真っ黒に塗りつぶされているせいk、アンパンマンの鼻部分をくわえようとすることはありませんでしたw
その後、何度も思い出したように服をめくりにきます。
が、そのたびに変わり果ててしまったおっぱいを見て、「なんでこんなことに・・」という絶望と疑問の顔で服を戻す。ということを繰り返しました。
かなり泣きそうな顔なのに泣かない息子。
断乳のことは絶対分かってないだろうなと思っていたけど、彼なりに何か察していたのかしら・・・。
とにかくおっぱいから気を紛らわそうとする
ずっと家の中に2人きりでいると、ついおっぱいのことが気になってしまうので
気を紛らわそうと、誰もいない平日真っぴるまの近所の公園へ繰り出しました。
息子と2人、滑り台でしこたま遊びました。
遊び疲れて、おっぱいなしで昼寝してくれることを祈りながら・・・。
ついに息子の絶望がはじまる
公園でしこたま遊んだ後、帰宅して
眠くなったのかまたもや服をめくりあげてきました。
さっきまでの、「あのアンパンマンまだいるのかな」っていう確認的な感じではなく、この時は真に「飲みたい」という強い意志を持って服をめくりにきた感じでした。
だけどさっきと同じ。
母ちゃんのおっぱい、アンパンマンになっとる。
最後の授乳から数時間は、外で遊んだり離乳食たべたり、気が紛れることもあったけれど、ここにきて「眠い」「そろそろおっぱい飲みたい」という、まさに心からおっぱいに側にいてほしい時間がやってきtので
それが叶わないことに対する絶望の大号泣。
でも、根気強く言い聞かせます。
今日でおっぱいとバイバイの約束だったよね。
息子くんはあさってから保育園に行くんだもんね。
お兄ちゃんになろうね。
言い聞かせたからってすんなり泣き止むわけではないけど。
飲ませられない代わりにしっかり息子を抱きしめて、おっぱいはいなくなったけど母ちゃんは今までどおりここにいるんだよ、ということが伝わればいいなと思っていました。
自分に対しても「耐えろ」と暗示をかけるように・・・。
断乳当日からお風呂は別々に
アンパンマンの絵を描いているとはいえ、わたしと一緒にお風呂に入るのはあまりにも残酷なので、この日から数日間は夫にお風呂をお願いしました。
むしろ今まで入浴中まで飲んでたふしがある
ここでは特に「母ちゃんと入らせろ」と泣くこともなく、すんなり夫によるお風呂を受け入れていた息子。
そしてわたし自身も、おっぱいは温めると母乳を作ってしまうので入浴は控え、シャワーにするよう桶谷の先生に言われていました。
断乳から半日経過後のおっぱいの痛み
「さすがに張ってきたな」と思うものの、まだ全然耐えられるレベル
息子の授乳期間中だったこの1年3ヶ月、娘の授乳期のような「3時間以上あくとおっぱいが張って痛い」という感覚はあまりなく、吸われれば作り始めて出る、という差し乳状態でした。
なのでこの時の「そろそろ張ってきたな」という感覚自体が久しぶり。
お風呂の後は、夫や娘と遊んでもらっておっぱいから気をそらせ、とにかく時間が経つのを待ちます・・・。
そして初日の就寝時間を迎える
やってきた、初日最大の関門!!
きのうまで寝る時は常に「おっぱいを飲みながら寝る」だった息子。
なんなら夜中も何度も起きておっぱい飲む
以前、夜間断乳を試みたとき、夫に寝かしつけをお願いして大失敗したこともあったので(過去記事参照)
今回は特に夫にお願いはせず、きのうまでと同じように4人家族みんな同じ寝室で寝ることに。
果たして今夜はどうなる!?
戦々恐々のわたし・・・
・・・やはりめっちゃ泣く・・・
おっぱい!!おっぱい!!
おっぱいが恋しいーーーーーーー!!!
(言ってないけど)
やはり夜は眠いのもあるし、おっぱい・側にいてほしい度MAX。
一緒に横になると、なんか添い乳スタイルになってしまいそうな気がしたのでわたしは横に座るようにし、わたしの膝に突っ伏して泣きじゃくる息子の背中をトントン。
(これ、書きながらもう3年も前のことなのにおっぱいがツーンとしてくる気がするw)※気のせいです
今夜も徹夜か・・・
徹夜なのか・・・?
が・・
なんと・・・
15分くらい泣いて・・・
ふと見ると、
息子が
え?
なんで???
特に抱っことかおんぶんもしてないのに。
「今はじめておっぱいを我慢した」んじゃなくて
今日一日の間、朝から何度も「今飲みたい」を乗り越えてきて夜を迎えているからなのか、
今日一日我慢をたくさんしたことで疲れていたからなのか・・・
初日は15分で入眠するという、快挙を成し遂げた息子。
そしてその後も驚き桃の木山椒の木、夜中一度も起きずに朝を迎えたのです。
夜中一度も起きなかったことなんて、
生まれ~て~~は~~じめ~~~て~~~♩(byアナ)
だが・・・
しかし・・・。
息子は眠っていたけど
今度はわたしが眠れなくなってきていたのです。
そう、我がおっぱいが・・・
1日授乳しないという初めての状態に、ついに悲鳴をあげはじめていたのです・・・。
どうなるおっぱい、どうなる断乳!?(続く)